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唐田えりか、重圧を喜びに変えて大役に挑む

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重圧を喜びに変えて大役に挑んでいる唐田えりか(撮影・石井剣太郎)

俳優・唐田えりか(28)が、重圧を喜びに変えて大役に挑んでいる。フジテレビ系「102回目のプロポーズ」(水曜、後11:00)の主演を務める。1991年に最高視聴率36.7%を記録した国民的ドラマ「101回目のプロポーズ」の続編で、武田鉄矢が演じた主人公・星野達郎と、浅野温子が演じたヒロイン・矢吹薫の間に誕生した娘・光役を担当している。また、日本テレビ系「君が死刑になる前に」(木曜、後11:59)では死刑囚役として熱演している。地上波連ドラ出演は約6年ぶりだが、同一クールで2作にレギュラー出演することになり、充実した思いで演技に取り組んでいる。

【写真】透明感ある美貌は健在!重圧を告白する唐田えりか「責任を感じて」

キャリアの中で最大級の重圧に直面している。流行語大賞にもなった「僕は死にましぇ~ん」の名セリフで大ヒットした伝説的作品の続編で、唐田は「嬉しさもある一方で、責任もすごく感じました」とオファー当初を振り返った。

「102回目のプロポーズ」では武田が自身の父親役を演じ、名優との初共演となる。唐田は「鉄矢さんに『こんなんじゃない』と思われたらどうしようと緊張しました」と話す。

前作で浅野が演じたキャラクターと同様、非モテ男(霜降り明星・せいや)にアプローチをかけられる役どころで、演じるにあたり前作の浅野の演技が頭から離れないという。

「撮影中、『101回目』の薫さんの姿が脳裏に焼き付いています。こういう姿だったなと思い浮かびます。」

苦労したのは“泣き芝居”。「『101回目』でも薫さんが泣いているシーンが多かったですが、今作も泣きが多く、今までやったことがなかったので、乗り越えられるか不安でした。台本を何度も読み返してキャラクターを根付かせようとしました。」

名作の続編で座長という重圧を全身で背負いながらも、その感情を6年ぶりの地上波連ドラへの出演という喜びに変換した。

「映画も舞台も楽しいですが、地上波は配信ドラマとは違って、誰でも見られるのが良いところだと思います。」

地上波の偉大さを実感した出来事がある。実は3月19日に行われた今作の完成披露イベントに、母と祖母が来場していた。2人は「101回目のファンで、リアルタイムで見ていた世代です。演じることができて幸せだと思いました。」

イベントの際、母と祖母と共に「102回目」の第1話を鑑賞した。「(主題歌の)『SAY YES』が流れた瞬間、母が『懐かしい~』と感動していて、影響力の大きさを感じました。」

2015年に俳優デビューし、今年で11年目。経験を重ね、「俳優・唐田えりか」として、今後向かうべき姿を問うと「基本的に何でも全力でやりたいと思っています。『何でもこい!』という感じです。」と未来を見据えた。

その「何でもこい!」を体現したのが、2年前に出演したNetflixシリーズ「極悪女王」。プロレスラー・長与千種役を演じ、「撮影も含めて2年ぐらいかけましたので、すごく鍛えましたし、食べました。本当に青春のような時間だったと思います。」と、10キロ増量した思い出を懐かしそうに振り返った。

同作は当時を忠実に再現しており、作中ではダンプ松本との「髪切りデスマッチ」で敗れ、丸刈りにもなった。「私は長与千種さんにすごく惹かれて演技をしていたので、坊主になることに関しては何も思わなかったです。役を完璧にこなしたいという思いが勝りました。」

同じ4月クールでは、日本テレビ系「君が死刑になる前に」にも出演しており、「102回目」で演じるチェリストの光とは180度違う死刑囚役で、多忙な日々を送っている。心がけていることを問うと、明快な答えが返ってきた。

「29歳になる年ですが、年々健康を意識するようになっています。最近は食べ物に気をつけたいと思っています。撮影中はお弁当が多いので、家では野菜をたくさん食べたり、ビタミンを意識したりしています。」

俳優人生は円熟期に入りつつあり、これまで続けてきたことが「大切な家族や友人、事務所の方に届ける作品ができて良かった、仕事を続けてきて良かったと思います。」と充実感を口にし、「これからもいい作品を届けられるように」とうなずいた。喜ばれる作品を作るため、全身全霊をかけて役に挑み続ける。

◆唐田えりか(からた・えりか)1997年9月19日生まれ、千葉県出身。2014年、高校2年生時のアルバイト中にスカウトされ、2015年にドラマ「恋仲」で俳優デビュー。2017年2月号から雑誌「MORE」専属モデルを務める。2018年に映画「寝ても覚めても」でヒロイン役。2019年にはドラマ「デジタル・タトゥー」、映画「チア男子!!」に出演。2024年には映画「ナミビアの砂漠」、2025年に映画「海辺へ行く道」に出演した。身長169センチ。血液型A。

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